8月17日(缶)

セブンやLAWSONと違い、ファミマにはどの店舗でも大体全種類のモンスターエナジー(以下、モンエナ)が揃っている。

ので、いつも通り脳の渇きを抱えてファミマを訪れると、エナジードリンクが並ぶ冷蔵庫に新しい形のモンエナ缶が並んでいた。普通のプルタブ缶では無く、キャップ式のボトル缶である。

 

蓋を閉められるなら、そっちの方が何かと便利なのは間違いない。外出先でうっかり買ってしまったエナジードリンクの「この場で身体に流し込まないと」という焦りが解消される。

そもそもこのご時世なら、飲料業界ではボトル型が推奨されているのではないか。

プルタブ缶は飲み口が剥き出しだから、発送・陳列・購入、すべての工程で不特定多数の手に触れるし、自動販売機でも、ガコンと落ちた瞬間に取り出し口に激突する。その点、ボトル型なら飲み口はしっかり内側に仕舞われているから、飲む瞬間まで人の手が触れる危険が無い。

 

ファンキーなモンエナも遂に社会情勢を意識し始めたか、と納得しながら公式サイトを開いたら、いつもの調子で「スポーツ時のエナジーチャージに最適だ」などとほざいていた。単に夏だから、無炭酸で水分補給できる新商品を開発しただけらしい。

変な勘繰りをしてしまって恥ずかしいし、それでもモンエナヘビーユーザーとして、通常商品のボトル缶化を期待せずにはいられない。

 

 

東京周辺でのワクチン接種の予約はほとんど埋まってしまっていて、稀に「この大規模会場なら空きがあります」なんてツイートが流れて来て、即サイトまで飛んでみても、「すでに予約がいっぱいです」の表示にズッコケるばかりである。

 

同年代の大学生や社会人は、「大学で・職場で・職域で」2回目まで接種し終えた人ばかりで、改めて「学校にもバイトにも会社にも所属していない若者」の人権があやしくなって来る。

 

年齢別ワクチン予約が始まるのは9月上旬から。接種権の無い若者は、せめてプルタブ缶では無く、ボトルタイプの飲み物を買うくらいしか、意識出来ることは無い。

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