2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧
親から聞いたのか、友達の噂話か。ロウソクを挟んで合わせ鏡を置いておくと、深夜0時、鏡から鏡へと悪魔がピュッと飛ぶ影が見えるらしい。小学生の頃に聞いたので、じゃあ大人になって夜中まで起きていられるようになったら試そうと、リビングの何処で合わせ…
生きている上で常に自分に課しているルールが幾つかあり、食事の際は例え1人でも「いただきます・ご馳走様」を言う、電車でお年寄りに必ず席を譲る、いつでも360度開脚出来るようにしておく、等々、20年そこそこの人生で築き上げた、自己肯定の裏付けのよう…
同じ語を繰り返す言葉、「細々」「方々」「久々」等の、真ん中に「&(アンド)」を入れ込むと、コンビ名みたいで可愛らしい。「ホソ&ボソ」「コマ&ゴマ」「ホウ&ボウ」「ヒサ&ビサ」。 毎日4時間YouTubeのゲーム実況を垂れ流し続けて1週間ほど過ごしたところで…
雪景色のイラストを背景に、大きく「たかつえ」の4文字が映えるポスターが貼ってあった。都内、駅の通路である。平仮名4文字の単語などそうそう見かけないので、「ゆるかわ」「やばたん」等々と同じ部類か、何の略語かと頭を捻ったが、ポスター下部に小さく…
両腕の手の甲側、手首と肘のちょうど真ん中にホクロがある。片腕だけでなく、両腕全く同じ場所にあるので、このホクロを基準に左右の腕の太さを比べてきたのだけど、つい今し方、鏡の前で両腕を突き出してみて、右腕のホクロの方が若干肘側にあることが判明…
一万円札と一万円分の本、値段は同じはずだけれども、一万円分の本と一万円札とを単体で並べて、両方が同じ価値だとは感じられない。一万円札は、また一万円分の他の物に交換出来る可能性があり、本は本以上でも以下でも無いからかもしれないけれど、これか…
今週のお題「鬼」 日本では、子供が悪いことをして「やって来るぞ」と脅かす際、恐怖や災いの具現化として「鬼」を登場させるけども、例えばアメリカでは日本の「鬼」に相当するものが居るのだろうか。「モンスター」は怪物全体の総称であるし、ドラキュラや…
黄色い月は日本的で、白い月は欧米的である気がしてならない。日本の夜空は藍色で、藍色と黄色のコントラストと、石垣や松のシルエットが如何にも日本画チックである。白い月には漆黒の夜空で、背の高いファンタジックな宮殿や塔が似合う。黄色い月には日本…