アズサてやんday

六帖アズサのブログ

10月8日(渋谷)

深夜、肩まで湯船に浸かりながら、夕飯時に観たブラタモリを思い出していた。タモリさんがトゥクトゥクで渋谷を徘徊する回である。

渋谷が窪んだ低い土地だとは知っていたが、周りと比べて建物3階分以上も低いとは思わなかった。何処かの地下鉄が渋谷で地上に出るらしいが、私は山手線しか使わないのでいまいちピンと来ない。地中のトンネルが突然終わるということは、渋谷に入る部分は断崖絶壁ということだろうか。進撃の巨人に登場する高い壁同様、絶壁に囲まれたスクランブル交差点を想像する。

 

恐ろしく標高が低いなら、前代未聞の大雨等で「渋谷水没」もあり得なくは無さそうである。大きな窪みに なみなみ と水が溜まり、109の看板だけが水面から出ている様は、さながら湯船のようである。

日本発のサメ映画「シブヤ・シャーク」はどうだろうか。巨大台風で水没した渋谷に、海から飛ばされてきたサメ達が徘徊する。渋谷中で殺戮の限りを尽くしたサメは、地下鉄のトンネルを抜けて東京中に散らばっていく。列車と正面衝突して運転手が「サメと衝突しました。信じられません...」とアナウンスするシーンなど、如何にもありそうである。下水管を通って離れた街のマンホールからも飛び出して欲しい。

 

私が思い付いたのだから、これまでに数多のサメ好き映画監督が思い立ったはずである。構想のみで消えていった映画たちを思うと涙を禁じ得ない。

仮に日本の会社が作り、日本で公開したとして、予告編が解禁された時点で非難酷評の大炎上だろう。自然災害というシビアな話題に加え、見知った土地で人間の頭が喰い千切られたりする映像を、ほとんどの日本人は欲していない。 

 

アメリカ生まれの「シャークネード」第3弾では、自国のユニバーサル・スタジオを壊滅状態にしておいて大フィーバーである。

「アメリカはファンキーな映画を作れて羨ましいなあ」なのか「日本は倫理的に許せる範囲内で安心」なのか。

22歳には断言出来ない。