アズサてやんday

六帖アズサのブログ

10月20日(ニワトリ)

10月中旬から新しいことに挑戦したり、久しぶりにデザインソフトを弄くり回したり、勉強したり。加えて、今週から急激に気温が下がったのと、何故か「常時壮絶に空腹」という微妙なストレスポイントが積もりに積もった結果、気づけばモンスターエナジーを2本飲み干し、楽天市場でアニメ全巻セットを購入していた。

欲求不満が完全に飽和しきったようである。日々「そこそこの理性」を保ちながら、勤勉とは言えずともそれなり真面目な生活をしているつもりだが、人間、真面目な一面だけが本当というわけじゃない。

 

毎日ニワトリの首をちょん切って出荷している工場の人と、毎日ニワトリを油で揚げるケンタッキーの店員と、クリスマスに嬉々としてチキンを食べる我々とでは、ひとえに「ニワトリ」と言っても全くの別物であり、それでいて、全部が共通してひとつ「ニワトリ」としての個体である。

SNS等で見かける「他人の生活」とは「クリスマスのほかほかチキン」であり、見えない裏側では皆、逆さに吊るして血抜きしているのかもしれない。我々は自分の生活を「工場の人」や「ケンタッキーの店員」として悲観し、他人の生活を「クリスマスのチキン」であるかのように指を咥えて嫉妬したりしている。

 

 

そんなこんなで手元に届いたのは1989年放送のアニメ「カウボーイ・ビバップ」全26話DVDボックスである。

私の知り合いには22歳と40代しかいないので、実際にカウボーイ・ビバップを知っている人に会ったことがない。誰と語り合ったわけでもないのに、中学時代に出会ってから10年近く経った今でも胸を張って「一番好きなアニメ」と断言出来る。

主演が山寺宏一、音楽は菅野よう子、サンライズ制作、2071年の宇宙を舞台にしたカウボーイ(賞金稼ぎ)たちのハードボイルドSFアニメである。粋なセリフから、戦闘シーンで流れるジャズから、「これ以上渋くてかっこいいアニメが他にあるか」と叫びたくなる。

攻殻機動隊やブレードランナーの世界観が好きな方には特にお勧めしたい。全話観て、あわよくば私と語り合って欲しい。

 

好きなアニメがすぐ手元にある状態というのは、想像以上に精神安定剤的効果がある。毎日、寝る前に2話ずつ観る習慣ができ、その為に昼間は頑張ろうという気にもなる。

私も「クリスマスのほかほかチキン」を見せびらかせる人間になれるだろうか。