6月4日(凹と味覚)

物体を立体的に、盛り上がっているように描くのは、練習すれば意外とすぐ出来るようになるもので、手こずるのは「凹み」の描き方である。

表面的に見れば同じ形の凸と凹とを、それぞれ陰で表現しようとすると、対照的に同じ陰がある、どちらも凸、もしくはどちらも凹に見えてしまう。

目の錯覚として仕方ない部分ではあれど、凸と凹を並べて描いて、「どっちが凹んでいるでしょう」に正解してもらうには、相当な修行が必要そうである。

 

 

味覚

ここ最近、チョコやプリンやアイス等「甘いもの」の甘さが、許容範囲を軽々超えてきて、食べられなくなってしまった。

口に入れるまでは「どうしても甘いものが食べたい」と思っているのだけど、いざ、食してみれば「歯が浮くような」感覚になって、後悔する。

 

個人的に、感じる味には大雑把に2種類あり、「甘い」は1つ目 "鬱陶しい味" に分類される。

「脂っぽい・熱い」も同じ種類で、チョコと野菜炒め、プリンとご飯、全部 "鬱陶しい味" である。

もう一方は、「しょっぱい・酸っぱい・冷たい」等が分類される、"さっぱりした味" である。

せんべいと炭酸水(無糖)、冷やし中華と味噌汁、全部 "さっぱり味" である。

 

若干20歳にして、前者 "鬱陶しい味" への耐性が無くなってきたのである。良く言えば「健康志向」、悪く言えば「早過ぎる老化」。

全味覚のうち半数に対応出来なくなったという事で、これからの先の人生は、なるべく "薄味・爽やか・飲み込みやすい" 物だけをゴクゴク摂取して生きてゆきたい。

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