11月2日(LINEと高所恐怖症)

今年で64歳になる父に、LINEの使い方を教えた。無事に昔の仲間達とのグループLINEに入れてもらえたらしく、60前後のおっちゃん達、「お、〇〇さんですか」「最近はどうですか」なんて、わちゃわちゃメッセージを送り合っている。おっちゃん達がLINEでチャットしているとは、自分のスマホでTikTokを更新する小学生と同じか、それ以上に時代を感じてしまって、面白い。

 

私は重度の高所恐怖症なのだけど、高い場所の何が怖いって、高いことよりも、それに慄いてグラグラ目眩を起こしている自分が怖いのです。だから、例えば2、3メートルの脚立でも、その程度で目を回して落っこちそうになる自分におっかなびっくりなので、高所恐怖症に、どれくらい高いかは、あまり関係ないのである。学生時代、演劇の稽古中に、階段から降りて行くシーンで「足元は見ないで降りてきて」と指示され、勇気を振り絞り、堂々前を見て降りようとしたら見事に踏み外して、そのままひっくり返って落ちた。たかが3、4段だったけども、どう言う訳か頭が振れてしまうので、階段というのは、1段ずつ丁寧に降りていくべきものです。

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