個人的ベストオブ・クソサメ映画ランキングが更新されてしまった。
全シーン理解不能で、もちろんサメは出てこない。いや、出ては来るけれども、怪しいサメが泳いでいるカットのみである。そして何故か、全編通して舞台が湖なので、人間が大勢居るシーンが無い。
恐らくは「殺人鬼が呼び寄せた悪魔の魂がサメになって現れた」みたいなストーリーなのだけれど、悪魔が色んな人間に噛み付いて乗り移っていくから、誰が本体なのか分からない。
悪魔に乗り移られた人間は、口から緑色の液体を噴き出すようになる。もはやサメ映画では無い気がする。
エンディング後も、意味ありげだけど全く無意味なエピローグが続き、蛇足に次ぐ蛇足。呆気にとられてしまう。
唯一面白かったのは、若い男女2・3人が刺青を入れており、それが「天使」や「父」等日本語で、親近感が湧いたことくらいである。
「天使」はまだしも、ヤンキー兄ちゃんはどうして肩に大きく「父」と入れてしまったのだろうか。
そんな事ばかり考えていたら、いつの間にか映画は終わっていた。
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