アズサてやんday

六帖アズサのブログ

踊りビジネス論(20歳)

2歳半から日本舞踊をやっているが、何年経っても "踊りのステージを黙って座って観る" 催しが滑稽でならない。

殆どの観客は、自分の知り合いが踊るから観に来るのであって、理由が無い人はまずチケットを買わないだろう。

今、色んなジャンルのライブステージがある中、踊りが1番ビジネスになりにくいと思われる。



なぜ "踊りのステージを黙って座って観る" 姿が滑稽に見えるのか。単純に "客が感じるメリットが見当たらないから" である。

友達が出ているわけでも無い、観た後に何か具体的に得られるものが無い、それで観に来る人が居るだろうか。踊りの舞台に関係者以外が来ないのはそういうことである。


では、一般客が観に行くステージとは何か。

例えばバンドのライブ。自分が知っている曲を歌っているのを生で観られるし、曲に合わせて歓声をあげたりして一緒に盛り上がれる。物販でサイン付きCDやライブ限定グッズが買えるかもしれない。

演劇の舞台では、物語を観ることが出来る。演技を見たい人も、その物語自体が気になる人もチケットを買う。

つまり、ステージに必要なのは "その瞬間しか味わえないライブ感" "グッズ" "ストーリー性" である。


踊りの舞台はどうか。一緒に盛り上がれるわけでもなければ、具体的なストーリーも無い(もしくは分かりにくい)、曲や絵じゃないからグッズ化もしにくい。そもそもショービジネスとして成立しずらいのである。



今は面白いライブステージなんて山ほどある。

たくさんの選択肢の中で、踊りの舞台は完全に埋れてしまっている。

踊りは、単なる1つの手段でしか無いことを忘れてはならない。その手段をどの様にビジネスに組み込むかが、これからの "踊りビジネス" を左右するだろう。