6月7日(チルアウトと黒歴史)

ローファイヒップホップというものを知った。

YouTubeで24時間音楽をライブ配信しているチャンネルがあるなーとは思っていたけど、それがジャンルとして確立されているものだとは思わなかった。

ローファイヒップホップは歌やラップが入っていない、ザラッとした音質の、ユラっとしたビートの、アンニュイな音楽で、音楽的センスの欠けた素人的に言うと "作業用BGMにぴったりなゆったりヒップホップ" である。

ここ何年かでYouTubeを通して凄い勢いで拡大したらしく、24時間ローファイビートを垂れ流してくれるチャンネルが沢山あって、多いところは常に数万人が配信を聴いている。チャットでの交流も盛んだ。海外チャンネルばかりだけど、画面に女の子のアニメーションを付けたり、所謂 "エモい" 感じが日本ぽくて安心する。

最近は寝る前にぼーっと聴きながら英語だらけのチャットを眺めている。

 

 

久しぶりに懐かしくなって "占いツクール" を検索してみた。 "占ツク" は名前の通り占いを作って公開できたり、二次創作文を投稿できるサイトである。

ガラケー時代のオタクはみんな占ツクを見ていたし、アニメキャラとの妄想を投稿していたと思う。今のpixivみたいなものだ。pixivと違って占ツクには "主人公の名前を読者の好きな名前にできる機能" がある。

作者側が文章を書く際、名前の箇所を例えば「(名前)」にしておいて、読者が読む前に名前入力欄に自分の名前を入れれば、キャラクターが名前を呼んでくれるのだ。だから占ツクは "夢小説" と呼ばれる自分(女の子)を主人公にした二次創作が多い。

かく言う私も高校1年の頃、こっそり黒バスの夢小説を投稿していた。今思えば初めてネットに文章を公開したのも、イイネやコメントが付いたのも占ツクだった。

今も残っているのだろうか。黒バスの夢小説…。

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