10月12日(吉祥寺)

関東地方東側に住んでいる人間からして、吉祥寺とは正しく「地の果て」である。最短ルートで乗り換えたとしても片道50分強、ただ往復するだけで1500円が消えて行く。 地の果てに何の用があるのか。よっぽどの覚悟が無いと行く気にならないのが正直なところだ…

10月8日(渋谷)

深夜、肩まで湯船に浸かりながら、夕飯時に観たブラタモリを思い出していた。タモリさんがトゥクトゥクで渋谷を徘徊する回である。 渋谷が窪んだ低い土地だとは知っていたが、周りと比べて建物3階分以上も低いとは思わなかった。何処かの地下鉄が渋谷で地上…

10月4日(ホラー)

約2ヶ月ぶりに人前で踊ったので、引きこもり生活では所在のわからなかったアドレナリン達が一斉に脳内を駆け回り、身体だけが疲労困憊になった結果、帰宅後「延々とYouTubeでホラー動画だけを観続ける」という謎のハイ状態に到達した。ランナーズハイならぬ…

9月29日(ボトルメール)

派遣サービスというのは一見「自分に合った仕事を紹介してくれるサービス」かのように思われるが、実際は「求人サイトに載っていない求人を大量に閲覧・エントリーできる」だけのサービスである。なんなら、普通は「エントリー→面接→採用」のところ、間に派…

9月25日(エコバッグあるいはレゴ)

給料日にウキウキで買った6000円のレゴが届いたので一刻も早く組み立てたいが、「日曜日はブログを更新する」と自分に誓ってしまった手前、ちゃんと書いてから開封します。 時代の流れに倣って一応、マイ・エコバッグを持っているが、買い物に出掛けるのはコ…

9月21日(時代)

「十角館の殺人」から始まる綾辻行人の「館」シリーズ全9巻は、中学時代に全て読破済みなのだけど、同作者にはもう一つ「囁き」シリーズという代表作があり、こちらは本格ミステリの看板を背負う「館」シリーズと比べ、一層ホラー風味の強い、一巻完結の三部…

「ハウス・シャーク(2018)」を観た【サメ映画レビュー】

「フランケンジョーズ」以降、GYAOでは新しいサメ映画の配信がぱったり途絶え、「遂に不評なのが運営にバレてしまったか」と焦りかけたが、こっそり追加されている作品があった。 「ハウス・シャーク」。サメ映画にしてはだいぶ強気、2時間の超大作である。 …

9月14日(例外)

手持ちの紙幣がいよいよ残り1枚となり、このままでは月末の給料日まで持たないことが判明した。先日の「タオルに3000円掛けた件」の影響は否定出来ない。 屈辱的だが、本棚と向き合う。 これまで金欠瀕死になる度に、アルミの棚に押し込められた文庫本やら参…

9月11日(憂鬱)

会社内での数多のゴタゴタが明るみになり、警察やら示談金やら意味不明な言い訳やらが飛び交う中、巻き添えなど御免な私は8月31日をもって、いそいそと退職した。在宅の業務委託で働いていた事務職である。 そもそもコネクションで始めた仕事なので、面接も…

9月7日(タオル)

「買い替え時が分からない物」として、芳香剤やクリアファイル、カミソリ等いろいろあるが、それらの共通点として「いつも使う」「いつでも買える」の2点が挙げられる。そして、この2点を完璧に兼ね備えた「買い替え時など存在しない最強の物」、それがタオ…

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